何かを学ぼうとするなら、まずは真似ることです。あなたの師匠を決め、師匠を徹底的に真似ることです。師匠は人でなくても、本とかでもかまいません。

徹底的にマネをする
あなたがそれを本当に習得したいなら、師匠のやり方を徹底して真似ることです。本が師匠なら、その本を繰り返し繰り返し読み、本のとおりにやってみることです。このとき重要なのは、師匠や本のとおりにやることです。物理的にマネできないことはしょうがありませんが、自分の考えや判断は入れずに、そのまま真似ることです。

自分の工夫を持ち込まない
師匠や本のやり方であなたが無駄と思ったり、もっとスマートなやり方があると考えたことも、全体から見たらそれが欠かせないパーツのこともあります。あなたが自分の判断ややり方で修正すると本当は大事なパーツを見落とすことになりかねません。あなたが師匠のやり方を自分なりに調整していいのは、もっと先のことです。

あなたはその分野ではまだ素人です。素人のあなたが気づくような無駄なやり方を師匠が気付いていないわけがありません。一見無駄に見えるところにこそ重要なポイントがあったりすることがままあります。再度言いますが、徹底的に真似ることです。その段階で勝手な理屈をつけて、師匠のやり方を安易な方法に変えてはいけません。

すべては完璧にマネができてから
まずは完璧にマネができること、それができて、自分のものになってからなら、自分なりの工夫をしてもよいでしょう。完璧なマネができていないのに、そこに中途半端な自分なりの工夫を入れてしまうと、あなたは師匠のやり方の神髄を見失い、あなたの学びは中途半端なもので終わります。

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