何かを習得する。何かを自分のものにする。そのためには継続すること、続けることです。続けていれば必ずいつか自分の身に付きます。何かを継続させるコツは、続けたいことを習慣の中に組込むことです。

習慣の中に組込む
朝起きて、顔を洗う、朝食を食べる、歯を磨く、着替える、家を出て駅まで歩く、電車を待つ、電車に乗る、駅を出て会社まで歩く。会社に着くまで、誰でもこれくらいの習慣はあるものです。

例えば、毎日、本を読む習慣にしたいなら、電車に乗る=本を読むことを習慣に組込む。例えば英会話を上達させたいなら、家を出るまで英会話のテープを流す。駅まで歩く間は英会話の録音を聞く、電車の中で録音を聞く。などです。

習慣に組込んで習慣にする
要は、今ある習慣に継続したいことを組み込むことです。そうすると電車に乗れば自然と本を開く、駅まで歩く間は英会話を聞く、それ自体が新たな習慣となり、特に無理しなくても継続できるようになります。

コツは日常必ずやることと結びつけることです。「時間が空いたらヤル」といったことは、「お金が余ったら貯金する」と同じことで、それでは永遠に貯金ができないように、いつまでたっても時間が空くことはありません。

組織でも同じ
これは組織でも同じことで、毎日の習慣にするなら、始業ベル、朝礼、午後一、終礼、終業ベルなど毎日繰り返すものとセットにすると習慣化しやすくなります。毎日でないなら、日にち(毎週火曜日とか、毎月第一営業日、月末営業日、毎月第2水曜日とか)、時間、場所を固定しておくことで、それぞれのスケジュールに組込みやすくなります。

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