仕事は、ゴールをどこに設定するかで、仕事自体が変わってきます。逆にゴール設定があいまいだと中途半端な仕事に終わることがしばしばです。具体的な行動は、実際に仕事を進めながら明確にしていけばよいことですが、進む方向は最初に設定しておくべきです。登ろうとしているのが高尾山なのか北アルプスの剣岳なのかでは、まったく行動が違ってきます。

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7 ゴール設定がすべてを決める。

仕事はInput-Process-Outputでできています。狭い意味ではProcessに当る部分が仕事ですが、仕事は、Outputが何なのかで、必要なInputやProcess(手続き・処理)が決まってきます。
このため仕事を進めるうえで最も重要なのはOutput/ゴールを明確にすることです。

7.1 ゴールイメージが違えば、手段はまるで違う

あなたが個人営業のピザ屋を開くとします。
ピザ屋としてのあなたの仕事のゴールは、注文を受けたピザを注文主に渡し、代金を受け取ることです。Outputはいうまでもなくピザです。このピザというゴールをどういう位置づけにするかによって、InputやProcessが変わってきます。

注文を受けたあと、ピザを渡すまでのProcessはいくつかのタスクで構成されます。
一番シンプルにやれば、材料を仕入れ、ピザ台を作り、そこに具材をのせ、オーブンで焼き、パッケージに詰め、代金と引換に渡す、あたりでしょうが、あなたの仕事の目的(ゴール)設定によってProcessを構成するタスクは変わってきます。

ゴール1

あなたの仕事のゴールが、「街の人に本物のピザを提供する」なら、材料を仕入れるタスクでは、極力、本場と同じ食材を調達しようとするでしょうし、ピザはオーブンではなく、石窯で焼きたいと考えるでしょう。

ゴール2

あなたの仕事のゴールが、「ピザの販売で収入を得たい」なら、材料を仕入れるタスクは手近で安く手に入るものになり、ピザ釜ではなく、中古で調達したオーブンになるでしょう。

ゴール3

さらに手間をかけたくなら、ピザ台を作るタスクを止め、ピザ台自体を業務用スーパーで仕入れるタスクに変えることもできます。
また、単に収入だけが目的なら、ピザチェーンのフランチャイズに加盟すればよいことです。

7.2 あいまいなゴール設定は判断を迷わす

最終のゴールをどこに設定するかによって、Inputが変わり、そこに至るProcessも大きく変わってきます。Inputで何を調達するか、そのProcessを採用するかどかは、最終ゴールが判断基準となります。

これは、どれが良いとか悪いという話ではありません。設定したゴールによって、すべてが変わるということです。逆にゴール設定があいまいだと、Input、Processで、どれを採用すべきか、どこまでやるべきか、判断が迷走します。

7.3 PDCAが基本サイクル

仕事の進め方の基本は、PDCA:Plan、Do、Check、Actionです。


計画を立て(Plan)、
それを実行し(Do)、
進捗状況を確認し(Check)、
進捗状況により改善策を検討する(Action)

改善策に応じて計画を見直し(Plan)
それを実行し(Do)

この繰り返しが仕事です。PDCAでひとつのサイクルではありますが、仕事の進め方のキモは、計画を立てて仕事をし、進捗状況を確認することです。
計画によって仕事はスタートし、進捗を確認することで計画どおりに仕事が仕上がる-これが基本です。計画を立てることは重要ですが、いくら計画に力を入れても、進捗が確認されなければ計画が予定どおり達成される保証はありません。

仕事は段取りが8割
仕事の段取り ケーススタディ
 

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