人が学ぶ最大のチャンスは失敗したときです。部下が失敗したなら、その部下は今最大の学びのチャンスにあります。そんなときあなたが頭ごなしに部下を叱っていては、部下はせっかくのチャンスをものにすることはできません。あなたが部下のためにできる最大のことは、部下に失敗から学ぶ時間を与えることです。

「たるんでる」は繰り返される

部下のミスに対してガミガミ怒鳴ったり、嫌みを言うだけだったり、「たるんでいる」という一言で片づけると、当面は大丈夫ですが、しばらくすると部下はまた同じようなミスを引き起こします。そのたびにあなたはガミガミ言わなくてはならなくなります。

ミスがチェック漏れなどの単純ミスの場合は、2重チェックや別視点での照合など、テクニカルな方法を組み込むよう指導する必要があります。しかし当人の取り組み姿勢、考え方に起因するようなミスは、そんな方法ではなくなりません。

考え方に起因するようなミスを繰り返さないようにするには、部下にそれまでの自分のやり方を修正してもらう必要があります。場合によっては、修正ではなく否定が必要になるかもしれません。

部下が失敗から学ぶ機会を奪わない

それには本人が自分から「変える必要がある」「変えなくてはダメだ」と考えない限りは、いくらガミガミいっても治りません。むしろガミガミ言われることで、部下は自分の意思で反省する機会を失い、怒られるからやるということで終わってしまいます。何故そうすべきかを自分で理解しない限りは、また同じような間違った判断をし、何かをやらかします。

部下がミスしたとき重要なのは、ミスであることを気づかせ、部下自らに失敗の原因を考え、どうすべきかを考える時間を与えることです。

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