「たくさんあります」では仕事はできない
たくさん課題を抱えているのに課題をリストアップしていない人は、いつまでたっても課題が減りません。
自分が持っている課題の数を聞かれて、「たくさんあります」としか答えられない人、その場で頭の中を探す人は、間違いなく仕事のできない人です。

リストアップしないと周りに振り回される
課題がリストアップされていないということは、自分が取り組むべきことの全体像を把握していないということです。把握していなければ、どれを優先すべきかなど判断できるわけがありません。
このためそうした人の課題消化の優先順位は、往々にして外部からの圧力の強さできまります。
外から強く要求されたものから順にこなしていくだけだと、根本解決が進まず、いつも周りに振り回されて、あなたの課題は増え続けるだけです。

優先順位、やる・やらないを決める
課題をリストアップすることで、関連する課題、先きにこちらを片付けるとやりやすくなる課題、後回しにしてよい課題、今は取り組む時期ではない課題、急ぐなら誰かに依頼すべき課題、などおのずと課題に取り組む優先順位が見えてきます。

課題をリストアップするとは、文字通り洗い出すことです。課題の数は職位が上がるほど、責任が重たくなるほど増えていきます。これを頭の中だけでやっているようでは、いずれ破綻し、ミスや漏れを起こします。

未解決の事象を宿題、課題、問題、懸案事項どんな言い方でもかまいませんが、まずはリストアップすること。スタートはそこからです。

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