あなたの毎日の行動、習慣、これが自分自身のこれからと、あなたに対する評価を形成していく。
ひとつひとつの積み重ねが、3年後、5年後、10年後のあなたを大きく変える。
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1 ビジネス習慣を作る
1.1 早く出勤する
30分前に出社する
会社のなかで昇給・昇進していくための第一歩は、会社のなかで信頼されることです。そのためのてっとり早い方法は、早く出勤することです。
毎日、遅刻ばかりしている人が「期日は守ります」といっても信用されなません。多少電車が遅れたくらいでは遅刻しない。そうした生活習慣が信頼になっていきます。
電車が5分くらい遅れるのはよくあることです。そのたびに遅刻していたのでは、問題外です。せめて毎日15分前に出社したい。そうすれば先輩には信用されます。
30分前だと課長に、1時間前だと部長に一目置かれます。
部長や課長の出勤はだいたい早い。
ぎりぎりに出社する部長などありえない。
あなたが早く出社すれば、自然、部長や課長の目に留まることになります。
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※もしあなたの会社が30分前出社が当たり前の会社なら、これまでの話は当てはまりません。もし目標になるような先輩や上司がいないような会社なら、他を検討した方がよいかもしれません。大きな会社でも尊敬や信頼できる先輩や上司がいない会社は遠からず衰退します。
無償の時間外労働を強要し、将来の希望のない会社からは、有能な人材から辞めていきます。
大事なのは、一定であること
その日1時間早く出ても、長続きできないなら意味がありません。それは返ってあなたの評判を落とすだけです。
30分なら30分で、電車が遅れない限り、あいつはいつも30分前には出社している、そう思ってもらえることが信頼につながるのです。
早く出社して何をするか。
朝食をとる時間がなければ、出社してデスクでオムスビを食べてもよいでしょう。大事なのは出社時間が早いことです。
朝一番はスケジュールチェック
まずやるべきことは、その日のスケジュール、やるべきことの確認です。
それが済み、すぐに準備すべきことがなければ、始業15分前までなら新聞に目を通しても良いし、読みかけのビジネス書を読むのもよいでしょう。始業15分前からは、最初の仕事のスタンバイです。
1.2 コミュニケーションの基本
1.2.1 挨拶する
人間関係は、ちょっとしたことで出来たり、壊れたりします。その最たるものが挨拶です。
上司、先輩、同僚など知り合いに気づいたら、すぐにこちらから笑顔で挨拶しましょう。挨拶されるのを待っていてはだめです。
1.2.2 名前を覚える
名前は、本人にとってもっとも重要なキーワード
名前を忘れたり、まして間違えたりすると本人はひどく気分を害します。
まずは会社の座席表を入手し、同じフロアの人の顔と名前を覚える。座席表が手に入らなければ、自分でつくればよいだけです。
名刺交換した場合も同じです。
その場で、その人の顔と名前を頭に叩き込んでおく。記憶力に自信がなければ、後で名刺に交換した日付と印象を書きこんでおく。あなたが言葉を交わし、顔と名前を覚えている人は、それはあなたの知り合いです。
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