気が付けば今月の残業が100時間超えていた。なんて人、あるいはそんな部下を持つ人は、働き過ぎの基準を押さえておく必要があります。部下を持つ人は、残業代を払う払わないという点以上に、残業時間の基準を知っておくべきです。これは場合によっては、命に関わることで、最悪の場合、お金では解決できない事態になります。

月80時間でイエローカード、100時間超ならレッドカード

残業時間という点では、週40時間の勤務を超える時間がすべて残業時間となり、これが月100時間超、または3か月連続で80時間を超えると過労死予備軍とみなされます。

週20時間残業でイエローカード

月80時間の残業をするには、1ヶ月は4.28週ですので、ざっくり言って週20時間の残業で、月80時間を超えることになります。週5日勤務で午後6時終業が定時だとすると、毎日10時まで残業していると週20時間の残業になります。または、本来休みの土曜に8時間勤務し、月~金は8時半までの残業すると、これで週20時間の残業です。こうした勤務を2~3ヶ月続けている人は周囲にいませんか?

この勤務状態が数カ月続き、脳疾患、心臓疾患など血管が起因する病気やウツを発症し、労基署に届け出ると、間違いなく労災と認定されます。それが原因で死亡したり死を選んだりすると過労死です。

残業が付くつかないは関係ない

これは残業代が付く付かないとは別の話で、課長であれ店長であれ、経営層以外は労災の対象になります。

課長以上の残業時間の把握が必要

課長以上になると、残業代が付かないこともあって、正確な勤務時間を把握していない会社も多いのではないか思います。万が一管理職が倒れた場合は、家族が知っている帰宅時間や休日出勤の情報、同じ職場の人の話や、パソコンの稼働時間、メールの送信時間などが調査の対象になり、実際の勤務時間が推定されることになります。

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